食事と成長 Vol.6

f:id:feelsomeat:20171102135646j:plain

  《過去の関連記事》

  食事と成長 Vol.1 - Feel So Good!:「食べるということ」

  食事と成長 Vol.2 - Feel So Good!:「食事の大切さとは」

  食事と成長 Vol.3 - Feel So Good!:「食事の大切さ その1<リズム>」

  食事と成長 Vol.4 - Feel So Good!:「食事の大切さ その2<おいしさを知る>」

   食事と成長 Vol.5 - Feel So Good!:「食事の大切さ その3<一緒に食べたい人がいる>」

 

「食事の大切さ その4<食事作りや準備に関わる>」

 乳幼時期の「食べること」は栄養の観点はもちろんですが、生涯の生活にかかわる「食」のスタートという意味でも大切です。

 厚生労働省の報告書(「食を通じた子どもの健全育成(-いわゆる「食育」の観点から-)」)のあり方に関する検討会」報告書)では、楽しく食べる子供に成長していくために、具体的に5つの”子どもの姿”を目標としています。

 

~その4~食事作りや準備に関わる

  • 一緒に食事作りをしていますか?

 食事作りや手伝いは生活技術を高めるだけでなく、マナーや習慣を覚え、家族のコミュニケーションをはかるよい機会です。料理や買い物、栽培や収穫等、子供の周りに食事作りに関わる魅力的な活動を増やし、時には家族や仲間のために作ったり準備したりすることで満足感や達成感を得る経験も必要です。一緒に食事作りをしていますか?

 

  • そうなるためには

子どもの周りに食事づくりに関わる魅力的な活動を増やし、ときには家族や仲間のために作ったり準備したりすることで満足感や達成感を得る経験も必要です。

 

〇我が家では

 まだ1歳半の娘には料理を教えたことはありませんが、果物の皮を目の前で剥いて渡したり、熱いものをフーフーと冷ますなど、口に運ぶ前にしていることを見せています。また、食べる時は小皿に食べる分だけよそって食べるようにしています。最近では自分のお皿を指刺して「こーこ」と食べたい意志を伝えるようになりました。

 調理もそうですが、食材を選ぶという準備も重要だと考えます。安心して食べることができる食材を選ぶということ、それは、なぜそれが安心できるかを知ることも重要だと思います。まずは実際に畑に行き、育てることの大変さを知ることから教えてあげたいと思います。

 

次回予告

 次回は最後のテーマとなる「食生活や健康に主体的にかかわる」について書きたいと思います。

feelsomeat.hatenablog.com

 

 【九州産直クラブWebページはこちら】

f:id:feelsomeat:20180122110145j:plain