食事と成長 Vol.7

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  《過去の関連記事》

  食事と成長 Vol.1 - Feel So Good!:「食べるということ」

  食事と成長 Vol.2 - Feel So Good!:「食事の大切さとは」

  食事と成長 Vol.3 - Feel So Good!:「食事の大切さ その1<リズム>」

  食事と成長 Vol.4 - Feel So Good!:「食事の大切さ その2<おいしさを知る>」

   食事と成長 Vol.5 - Feel So Good!:「食事の大切さ その3<一緒に食べたい人がいる>」

  食事と成長 Vol.6 - Feel So Good!:「食事の大切さ その4<食事作りや準備に関わる>」

 

「食事の大切さ その5<食生活や健康に主体的にかかわる>」

 乳幼時期の「食べること」は栄養の観点はもちろんですが、生涯の生活にかかわる「食」のスタートという意味でも大切です。

 厚生労働省の報告書(「食を通じた子どもの健全育成(-いわゆる「食育」の観点から-)」)のあり方に関する検討会」報告書)では、楽しく食べる子供に成長していくために、具体的に5つの”子どもの姿”を目標としています。

 

~その5~食生活や健康に主体的にかかわる

  • 食べ物の話をしていますか?

 幼児期から食事作りや食事場面だけでなく、遊びや絵本などを通して、食べたいものを話し合う等、食べ物や身体のことを話題に親しむことで食べものに興味と関心を持つようになります。思春期には自分の身体や健康を大切にする態度を身につけ、食に関する活動への参加など情報のアンテナを社会に広げることにつながります。食べ物の話していますか?

 

そうなるためには

 食べ物が自然の中で生育してきたものであることを知り、食べ物がどこで作られ、どのように加工され、店頭に並び、食卓にのぼるのかということにも関心を持つために、遊びや本などを通して会話をすることが大切です。そうして、生産物や食文化への関心も、自分が生活している身近な地域から、他の地域や外国へと広がっていきます。生活や行動の範囲が拡大し、そこで出会う食べ物や食に関する情報も広がっていくとともに、関心のある食べ物や情報を自ら収集し、利用したり、それを誰かに伝えたりと、その関わりも積極化していきます。

 

〇我が家では

 絵本が好きな娘に、食べ物をテーマにしたものを何冊か読んであげています。料理の時、時間があれば娘の前で野菜を切ったり、皮をむいたりと、調理の過程が見えるようにすると、とても興味深そうに見ます。やがてやってみたいに変わり、簡単なことからやってみています。

 もちろん、まだ言葉を全て理解しているわけではないですが、食べ物のことを話しているという状況は理解してきたのではないかと、娘の行動を見て感じます。

 

 保育所、学校、保健機関など地域で子どもの食についてさまざまな取り組みがなされています。食への興味の一つとして、専門の方々からきっかけを頂くことはもちろんですが、家庭においても食に関する環境づくりが子どもにとって大きな影響を与える大切な場となることは間違いありません。親である私たちも、情報をしっかりとキャッチして”食育”できるようにしていきたいと思います。

 

 

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