ちょっと気になる食品のこと Vol.3
~調味料の基本 さしすせそ~
【さとう編】
皆さんは甘いもの好きですか?私は洋菓子よりも和菓子が好きです。自ら好んではあまり食べませんが、あれば食べてしまいます。
そんな砂糖ですが、知らないことがたくさんあります。白い砂糖と茶色い砂糖の違い、栄養素、砂糖が体に与えること。砂糖はとても奥が深く、理解するのがとても大変で、私も多くは語れません。なので、いろいろと調べてみましょう。
「砂糖とは?」
砂糖の原料は主に「さとうきび」と「てんさい」です。そして大きく2つ「含蜜糖」と「分蜜糖」に分けられます。
・「含蜜糖」は糖蜜を分離せずにそのまま結晶化したもの。糖蜜を分離していないため、原料の風味が残るのが特徴
→黒砂糖、和三盆、メープルシュガーなど
・「分蜜糖」は糖蜜を分離して糖分のみを精製したもの。一般的に仕様される砂糖はほとんどこれに当たります。まずは原料からある程度の精製を行い、「粗糖」を作成。そしてその「粗糖」から「精製糖」を作ります。
・「精製糖」は大きく4つ「ザラメ糖」「車糖」「加工糖」「液糖」に分けられます。
・「ザラメ糖」はハードシュガーと呼ばれ、結晶が大きく乾いてさらさらした砂糖
→白双糖、中双糖、グラニュー糖など
・「車糖」はソフトシュガーと呼ばれ、結晶が小さくしっとりとした手触りの砂糖
→上白糖、三温糖など
・「液糖」はその名の通り、液体の砂糖
・「加工糖」はザラメ糖を原料として製造された砂糖
→角砂糖、氷砂糖、紛砂糖、顆粒状糖など
日本では一般的な砂糖は上白糖であり、日本での消費の半分以上を占めていますが、上白糖は日本独自のもので、製造・消費されるのも主に日本であるようです。世界的に一般的なのはグラニュー糖を指すようです。
今回はここまでです。この時点でも整理するのが大変そうです。スーパーに行ってもカタログを見ても、砂糖だけで何種類もあり、正直どれがいいの?と悩んでしまいます。この記事を見て少しでもわかってもらえれば幸いです。
次回ももう少し砂糖のことについて調べてみます。
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