ちょっと気になる食品のこと Vol.2

f:id:feelsomeat:20180406111450j:plain

 

「冷凍保存でつくりおき」~その2~

 

 前回、【冷凍に不向きな食品】と【冷凍するときのコツ】という内容を調べたのですが、今回は【解凍のコツ】を調べてみました。

feelsomeat.hatenablog.com

 

 解凍するということで、まず思い浮かぶのが電子レンジかと思いますが、我が家には電子レンジがないので、それ以外の方法で調べてみました。

 

 生鮮品(肉類や魚介類など、解凍すると「生もの」となる食品)

 A.自然解凍:冷凍庫から出して、キッチンなどの涼しい場所で解凍する方法

 B.低温解凍:包装したまま冷蔵室内でゆっくり解凍する方法

 C.水中解凍:袋に入れて流水に当てたり、冷水に入れて解凍する方法

 D.塩水解凍:塩水につけて半解凍させ、水気を取って冷蔵庫解凍する方法

 E.急速解凍:凍ったまま、煮る、蒸す、炒めるなど直接加熱する方法

 

 肉類、魚介類はA~Dのようにゆっくりと解凍することが望ましいようです。また、調理することを考慮し、半解凍が基本となり、半解凍になったら素早く調理することで傷みなどを防ぐことができます。

 えび、いか、ほたてなど、表面に氷の膜がついているものはペーパータオルなどで水気を十分にふき取ってから調理しましょう。

 解凍を急ぐ場合、食品をポリ袋に入れ、中の空気をしっかり抜いて口を閉じて流水解凍する方法もありますが、ドリップ(液汁)[凍結・解凍の際に破損した組織の水分や栄養分、うま味成分]の流出など品質が劣化する場合があります。

野菜類の場合は直接加熱調理が適しています。注意点としては、冷凍の前に熱湯に漬けるなど、調理する場合の70%~80%程度の加熱をしておくろ、品質の変化を防ぎ、組織の凍結による破損を防ぐことができます。

 

 買ってきた食材を小分けにしたり、下ごしらえしておくと、いざという時に時短につながるので、できる限りしておきたいところですね。

 

 【九州産直クラブWebページはこちら】

f:id:feelsomeat:20180122110145j:plain