食事と成長 Vol.1
「食べるということ」
私が産直クラブに入社したきっかけは、東日本大震災による食の安全に対する意識が変わったことでした。メディアでも食の安全性について今まで以上に発信していたように思います。
前職はシステムエンジニアで夜勤も行っていました。元々農薬や添加物は気にすることなく、いわゆるジャンクフードが好きで、ジュースも当たり前に飲んでいました。今となっては考えられませんが、当時は質よりも手軽さと量が優先されていました。そんな環境だったので、ストレスなどと相まって体調を崩すことが多かったと記憶しています。
産直クラブに入社して、様々な経験をしました。まずは農作業。今までプランターで野菜を育てたことはあっても、畑や田んぼに入ったことはありませんでした。定植、摘果、草取り、収穫、出荷のお手伝いをさせて頂くことで、あらためて大変さや有難さを感じました。また、商品のラベルを見ることもなかったので、添加物がどれだけ入っているか、どんな危険性があるのか、勉強会や生産者との交流で知ることができました。
”病気にならない身体を作る”、それは生活のリズムや適度な運動ももちろん必要ですが、やはり食事によるものは大きいと考えます。100%無農薬・無添加という生活はなかなか難しいと思っていますが、例えば調味料だけは無添加のものを使用する、など自分なりのルールを決めて取り入れることで、無理なく続けることができると考えます。
子どもが生まれたことで、さらに食に対しての重要さを考えます。今後の成長に大きい影響を与える大切な時期です。あまり敏感になり過ぎないように、出来る限りのことをしてあげたいと思っています。
次回予告
次回は私自身が親になり、自分の子どもに対して食事の大切さを知るために調べたことを書きたいと思います。
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