食事と成長 Vol.4
《過去の関連記事》
食事と成長 Vol.1 - Feel So Good!:「食べるということ」
食事と成長 Vol.2 - Feel So Good!:「食事の大切さとは」
食事と成長 Vol.3 - Feel So Good!:「食事の大切さ その1<リズム>」
「食事の大切さ その2<おいしさを知る>」
乳幼児期の「食べること」は栄養の観点はもちろんですが、生涯の生活と健康に関わる「食」のスタートという意味でも大切です。
厚生労働省の報告書(「食を通じた子どもの健全育成(-いわゆる「食育」の視点から-)のあり方に関する検討会」報告書)では、楽しく食べる子供に成長していくために、具体的に5つの”子どもの姿”を目標としています。
~その2~食事を味わって食べる
- おいしさを見つけられますか?
食事の楽しさは、おいしさを知ることから始まります。離乳期からいろいろな食品に親しみ、見て、触って、自分で食べようとする意欲を大切に、味覚や匂い、音、見た目、歯ごたえ等五感を使っておいしさの発見を繰り返す経験が重要です。
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そうなるためには
授乳期には哺乳によって必要な栄養素を確保し、離乳期には、離乳食を通して舌や歯茎で食べるなど咀嚼機能の発達を促しながら、固形食へと移行していきます。また、手づかみで食べることによって、手指と口の動きの協調運動を獲得し、スプーンやフォーク、箸など食具を使って食べることへと進んでいきます。周りの大人の食べ方など観察して、模倣していきます。
〇我が家では
10ヶ月くらいから、手づかみで食べ始め、1歳を過ぎる頃にはスプーンや箸に興味をもち、食具で食べようとしていました。保育園に行き始めた今では、スプーンの使い方にも慣れて、うまくなってきました。食事はできるだけ本人に任せるようにしていますが、おなか一杯になると食べ物が残っていてもお皿をひっくり返して遊び始めるため、私か妻の気づいた方が急いでお皿を片付けます(笑)。食べこぼしが散乱してしまい、食事のあとの後片付けは大変ですが、楽しそうに食事ができていると思います。
次回予告
次回は引き続き、厚生労働省の報告書より「一緒に食べたい人がいる」をテーマに描きたいと思います。
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子育て奮闘 vol.15
「環境の変化」
今年の春から保育園に行っている娘。最初は大泣きを予想していたのですが、そこまではなかった様子。入園式はもちろんのこと、親の方が緊張していたのですが、想像以上に園児達の元気よさに圧倒されました。そして、同じクラスのご両親とも挨拶できたことで安心感も持つことができました。
これまで以上に規則正しい生活になるわけですが、今まで寝る時間が遅かったのが影響しないか心配していました。実際に登園後は楽しかったのか、緊張していたのか今までにない寝つきの良さ!園で遊び、帰ってきてから覚めぬ興奮を部屋で爆発させていれば眠くもなりますね(笑)
保育園で驚いたのは着替えの量、そしてその全てに指定された大きさのカバンや名札。頑張ってミシンに向かう妻、それを邪魔(?)する娘の攻防は想像するだけで疲れてしまいます。しかし、自宅でもよだれや飲食のこぼれなど、とにかく着替えていたので納得の部分もあります。
数日通って早速覚えてきたのは拍手、そして次に持って帰ったのは病気です。話には聞いていたものの、こんなにも病気になるものかと改めて驚きました。もちろん、しぐさや食事など、スキルアップもめまぐるしく、これからもっともっといろんなことを覚えていくのでしょう。新しい事を覚える、知ることは本当に楽しいですよね!これからはほぼ全て新しい事ばかりな娘が少し羨ましいです。
元気に通えるように毎日の食事や生活習慣をしっかりとみてあげたいと思います。
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食事と成長 Vol.3
《過去の関連記事》
食事と成長 Vol.1 - Feel So Good!:「食べるということ」
食事と成長 Vol.2 - Feel So Good!:「食事の大切さとは」
「食事の大切さ その1<リズム>」
乳幼児期の「食べること」は栄養の観点はもちろんですが、生涯の生活と健康に関わる「食」のスタートという意味でも大切です。
大切なのはとにかく食事が楽しいことだと思ってもらうこと、まずは楽しい食事の雰囲気づくりを目指しましょう!
厚生労働省の報告書(「食を通じた子どもの健全育成(-いわゆる「食育」の視点から-)のあり方に関する検討会」報告書)では、楽しく食べる子供に成長していくために、具体的に次の5つの”子どもの姿”を目標としています。
~その1~食事のリズムがもてる
●食事のとき、おなかはすいていますか?
身体は暑ければ汗をかくし、お腹が減ればグー!と鳴ります。思いっきり遊んだ後は、「おなかすいた!」が飛び出します。幼い頃からぐっすり眠って、たっぷり遊び、空腹を感じられるようになれれば、次第に食欲や生活のリズムが健康にはとても大切であることがわかるようになります。1日3回の「いただきます・ごちそうさま・ありがとう」でメリハリのある生活を。
●そうなるためには
空腹感や食欲を感じ、それを適切に満たす心地よさを経験することが重要です。生活全体との関わりが大きいので、家庭、保育所、幼稚園、学校、塾など、子どもが食事時間で過ごしたり、その可能性のある機関が連携して環境を整える必要があります。
〇我が家では
食事やお風呂の時間で生活のリズムができるということで、出来る限り同じ時間に食事をしていました。もちろん少ししか食べない時もありました。そんな時は強制することなく、ちょっと口につけるだけでもと実践しています。
できる限り決まった時間にお腹を減らせるように、しっかりと身体を動かし、おいしく食事をし、ぐっすりと眠る!そんな規則正しい生活をおくれるようにしてあげたいと思っています。
次回予告
次回は引き続き厚生労働省の報告書より、「おいしさを知る」について書きたいと思います。
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食事と成長 Vol.2
《過去の関連記事》
食事と成長 Vol.1 - Feel So Good!:「食べるということ」
「食事の大切さとは」
乳児期、特に生後6か月頃までは、身長や体重の増加が大きく、また著しく発育や発達します。消化器官は未熟で、感染に対する抵抗力も十分ではありません。本能である食欲ですが、まだどんなものか分からず、泣きながら乳首を探し、必死に吸っている娘を思い出します。必死に吸いながらも母親のぬくもりと鼓動を感じ、徐々に眠りにおちる姿をみると、「あー生きているんだな」と感じました。
第1子だったので、いろんな本やネットを検索しました。私自身が30歳半ばで気づいた食への意識をこの子には早い段階で感じてもらいたい。私自身はおっぱいをあげることはできないので、“食べさせる”ことが楽しみでした。
4ヶ月頃になると哺乳量、哺乳時間も徐々に規則的になっていき、おなかがすくというリズムと空腹が満たされる満足感を得るようです。そして、徐々に睡眠と覚醒の生活リズムが整ってきます。食事のとき、ある時期からお椀や箸の動きを目で追うようになり、その次には食器類を触り始めました。
離乳期に入ると、子どもはさまざまな食べものの味、形、色、口当たりを経験するようになり、大人からの援助の中で、少しずつ摂取できる食品の量や種類を増やします。その経験が味覚や視覚、触覚を刺激し、これらの発達を促すと同時に、子どもの興味、食べようとする意欲を高めていきます。我が家では私たちが食べるものをすりつぶしたり、小さく刻むなどしています。
食欲は本能の一つなので、食事はその欲を満足させる心地よいことです。食べる量や調理に親が神経質になり過ぎて、イライラしたり不機嫌になると、それは子どもに伝わります。それが続くときっと私でも食事の時間が「怖い」や「嫌」な時間になってしまいます。ゆとりをもって「食事は楽しい!」にしてあげたいですね!
次回予告
次回からは厚生労働省の報告書より、「生活リズム」についてあるべき”子どもの姿”と我が家でやっている内容を照らし合わせてみたいと思います。
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子育て奮闘 vol.14
「最初の1歩」
誰でも初めての事って不安や恐怖心ってあるんですよね。やってしまえば意外と簡単なことも最初の1歩を踏み出すにはやはり勇気が必要な時があります。
ぽかぽか陽気のこの日、初めて芝生の上で遊ばせてみよう!と、とある施設に遊びに行き、敷地内にある芝生に降ろしてみました。すると、怖いのかチクチクするのが嫌だったのか、結局1回も足を芝生に付けることなく、足を宙に浮かしたまま母親にしがみつくだけの時間を過ごしました。
最近の子ども達は、芝生どころか土や砂の上を裸足で歩く機会が本当に少なくなった気がします。私が子供のころは、家のすぐ裏が海だったということもあり、よく砂浜や近くの川(今考えるときれいとは言えませんが)で泥だけになって遊びましたし、よく怪我もしました。今となっては自分なりに、とてもいい経験をしたと思っています。娘も保育園に行けばそういう機会があるのかな?と楽しみにしています!
22wより「Natural&オーガニック」としてカタログをリニューアルしました。このリニューアルも卵やお米のように、今までにない試みを取り入れることへの不安がありました。また、インターネット、SNS、スマートフォンなど日々新しい技術が生まれています。より効率よく、情報を発信するために様々な方法を検討しています。
成長していくためには「新たな1歩」を踏み出すことが必要ですが、どこにどう踏み出すか、やはり少し不安ですが負けずに進みたいと思います。
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食事と成長 Vol.1
「食べるということ」
私が産直クラブに入社したきっかけは、東日本大震災による食の安全に対する意識が変わったことでした。メディアでも食の安全性について今まで以上に発信していたように思います。
前職はシステムエンジニアで夜勤も行っていました。元々農薬や添加物は気にすることなく、いわゆるジャンクフードが好きで、ジュースも当たり前に飲んでいました。今となっては考えられませんが、当時は質よりも手軽さと量が優先されていました。そんな環境だったので、ストレスなどと相まって体調を崩すことが多かったと記憶しています。
産直クラブに入社して、様々な経験をしました。まずは農作業。今までプランターで野菜を育てたことはあっても、畑や田んぼに入ったことはありませんでした。定植、摘果、草取り、収穫、出荷のお手伝いをさせて頂くことで、あらためて大変さや有難さを感じました。また、商品のラベルを見ることもなかったので、添加物がどれだけ入っているか、どんな危険性があるのか、勉強会や生産者との交流で知ることができました。
”病気にならない身体を作る”、それは生活のリズムや適度な運動ももちろん必要ですが、やはり食事によるものは大きいと考えます。100%無農薬・無添加という生活はなかなか難しいと思っていますが、例えば調味料だけは無添加のものを使用する、など自分なりのルールを決めて取り入れることで、無理なく続けることができると考えます。
子どもが生まれたことで、さらに食に対しての重要さを考えます。今後の成長に大きい影響を与える大切な時期です。あまり敏感になり過ぎないように、出来る限りのことをしてあげたいと思っています。
次回予告
次回は私自身が親になり、自分の子どもに対して食事の大切さを知るために調べたことを書きたいと思います。
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子育て奮闘記 vol.13
「ふれあいから学ぶこと」
私の実家からとても近い、瀬戸内海に浮かぶ大久野島。野生のうさぎがすごく沢山いるんです(700羽と言われています!)。この日も家族ずれやカップル、外国の方々など行き帰りのフェリーはほぼ満席!私の子供の頃にはここまで多くはいなかったと思いますが、戦時中の毒ガス工場後があるため、社会科見学でよく訪れていました。
うさぎに上げるにはやっぱり人参だろうと、実家を出る前にたくさんカットして持っていきました。娘はもちろん抱っこでしたが、人参を食べる様子をじぃーっと静かに見ていました。間近で動物を見るのは初めてでしたが、泣くこともなく一安心でした。
小さい頃にいろいろな経験をさせたんだよ!と母親から聞きました。いろいろな場所に連れて行ってもらったようですが、残念なことに記憶はあまり残っていません。どうせ覚えてないし・・・なんて思っていたこともあるのですが、いざ自分が親になるとあんなことをさせてあげたい!あそこに連れて行ってあげたい!と出てくるんですね。もちろん覚えていないでしょう。でもきっとこの日うさぎを初めてみた感動や、瀬戸内海の潮風の匂いは記憶の深い部分に残っていると思います。なぜだか懐かしい気がする、と思うことはつまりそういうことじゃないかなと思っています。
近いうちに走る豚やあか牛、菊池どりなど自社牧場にも遊びに行きたいと思っています。ただのふれあいではなく、いのちを頂くという食育が生きていくうえで必要だと思います。何度となく走る豚やあか牛を見ました。親鶏丸体の企画が入れば注文し、自宅で捌いて食べています。肉の管理を担当した時はブロック肉、共同熊本ミートセンターでは枝肉を見学しました。残酷だと思うことはなく、改めていのちを頂くということを学びました。娘にも「いただきます」「ごちそうさま」を理解して、感謝できるようになってもらいたいですね。
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